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見廻(みまわり)溜池フィールドワークの報告

  • 執筆者の写真: noaegis2
    noaegis2
  • 2019年2月12日
  • 読了時間: 2分

2019年2月8日(金)午前11時から、羽月集落の大田一久さんの案内で、萩市むつみ岸高の見廻溜池のフィールドワークを行いました。午前10時からの防衛省中国四国防衛局による電波使用状況調査に係る現地説明会の終了後、報道陣の参加もありました。このフィールドワークは、1月25日の萩市への申し入れに基づくものとして行いました。

 見廻溜池(萩市むつみ)と熊田溜池(阿武町)は、陸上自衛隊むつみ演習場に隣接しており、防衛局の現地説明会での配布資料(2頁)の航空写真にも、二つの溜池がはっきりと写っています。

 この日、大田さんは、見廻溜池の南側土手から、航空写真の大きなパネルを使って説明されました。

参加者は、目の前に広がる見廻溜池に、演習場が迫るように隣接していることをことに驚きました。同時に、イージス・アショア配備の工事が、この台地と溜池に大きな影響を与えることを実感し、むつみ演習場はイージス・アショア配備の適地ではないと確信しました。

見廻溜池の工期は、昭和8年(1933年)着手、昭和10年(1935年)完成の開田工事、溜池工事、水路工事、道路工事という大規模事業で、6万立方メートルの溜池として、生活用水、農業用水の役割を果たしてきました。

 演習場のある東台は阿武火山群に属する火山性溶岩台地です。溜池は東台の湧水なのです。

しかし、昭和36年(1961年)から東台は演習場に変り、もともとあった松林は伐採され、濁水が溜池に入ることもありました。

 1月22日、防衛省中国四国防衛局が公表した、『ボーリング調査実施前の水質調査結果について』には、羽月の名水の表記はありますが、見廻溜池と熊田溜池の表記はありません。

 東台・西台の水源を守り、見廻溜池・熊田溜池を守りましょう。

住民の会は、今後改めて、溜池フィールドワークを計画しますので、多くの皆さまのご支援とご参加をお願いいたします。




 
 
 

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