防衛相「イージス・アショア 調査追加も配備計画に影響ない」
- noaegis2
- 2019年3月22日
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防衛相「イージス・アショア 調査追加も配備計画に影響ない」
2019年3月22日 13時13分
新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備をめぐり、岩屋防衛大臣は、予定地で行っている環境調査について、地元住民の懸念を払拭(ふっしょく)するため、追加の調査を行ったうえで、調査結果の取りまとめを5月まで延期する考えを示す一方、配備計画への大きな影響はないと強調しました。
政府が秋田市と山口県萩市の自衛隊演習場に配備する方針の新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」をめぐり、防衛省は地元住民の懸念を受けて予定地周辺でレーダー電波の調査などを行ってきましたが、20日、今月中としていた調査結果の取りまとめを5月まで延期すると発表しました。
これについて、岩屋防衛大臣は記者団に対し、「地元からのさまざまな意見や指摘を踏まえ懸念を払拭するため、追加の調査が必要だと考えている。調査で、レーダー実験による実測値が机上の計算値よりも大幅に小さく出た要因を分析し、調査結果に盛り込むためだ」と説明しました。
そして、「追加の調査や作業を行い、5月中にも地元説明を開始したい。1か月程度遅れるが、十分な説明ができるようにしっかり準備したい」と述べたうえで、配備地の正式決定や、2023年度としている運用開始の時期など配備計画への大きな影響はないと強調しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190322/k10011856771000.html
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