防衛相陳謝も”配備断念を”07月03日 18時08分 NHK NEWS WEB
- noaegis2
- 2019年7月4日
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防衛相陳謝も”配備断念を”07月03日 18時08分 NHK NEWS WEB 山口【動画】
萩市が配備候補地とされる新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」をめぐり、岩屋防衛大臣は3日に村岡知事たちと県庁で会談し、説明資料をめぐる一連の不手際を陳謝しました。
これに対して阿武町の花田憲彦町長は「防衛省は設置する側の理論だけの説明で、到底住民の理解は得られない」などと述べ、地元への配備を断念するよう大臣に直接求めました。
「イージス・アショア」の配備計画をめぐり、萩市に関連する説明資料でインターネットで調べた高台の標高が国土地理院のデータと異なっていたことなどから、地元に不信感が広がっています。 これを受けて岩屋防衛大臣は3日に山口県庁を訪れ、村岡知事と萩市の藤道健二市長、それに阿武町の花田町長と会談しました。 この中で岩屋大臣は「誤解や混乱を招く結果となったことを申し訳なく思っている」と述べて、萩市に関連する説明資料の不手際を陳謝するとともに、配備に向けて地元の信頼回復に全力を挙げる考えを伝えました。 これに対し、萩市の藤道市長は「レーダーから出る電波が高台に当たり、人体に影響が出るのではないかという懸念の声が上がっている」と述べ、すでに方針が示されている追加の測量調査などを通じて地元の疑問や懸念に答えるよう求めました。 さらに花田町長は移住者を呼び込む町の取り組みに触れたうえで、配備計画について「町の存亡に関わる危機だ」と改めて訴えました。 そのうえで「住民説明会で防衛省は設置する側の理論だけで説明し、住民の思いとはかみ合っていない。到底住民の理解を得ることはできない」と述べ、地元への配備を断念するよう岩屋大臣に直接求めました。
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